敷居は低く、誇りは高く。温かな雰囲気を生む場づくり静岡[GOOD TIMING TEA]和田健さん<前編>
2024.06.28 INTERVIEW日本茶、再発見
- ブレンドティー
- 抹茶
- 煎茶
- 静岡
ハロー、ニーハオ、ボンジュール…。
当たり前の話ですが、「こんにちは」はそれぞれの言語によって違いますよね。
では、お茶は各国でどう呼ばれているでしょうか?
実は、世界でお茶を意味する言葉は「チャ」か「テー」のどちらかが基となっているといわれています。
お茶のルーツは中国にあり、中国国内では広東語系で「チャ」、福建語で「テー」と呼ばれています。そして、世界にどのように広まったかで、国ごとに呼び方が異なっているんですよ。
広東語系の「チャ」は陸路を経て、北方へは北京、日本、モンゴルへ。西方へはチベット、ベンガル、インド、中近東からトルコへ。またロシアへは、モンゴルから経由して伝わったといわれています。
いずれの国でも「チャ」が基となった呼ばれ方がされていますね。
欧米への茶の商業的伝播は、17世紀後半に福建省からインドネシアの港を経由して、オランダを基点に西欧、北欧諸国に広まったといわれています。
紅茶を「ティー」と呼ぶのは、海路からお茶が広まったからなんですね。
お茶の葉を使った飲み物が、世界でほぼ似た呼ばれ方をしているのは、なんだか不思議に感じます。それぞれの国の呼び方と飲み方をチェックしながら、お茶を楽しんではいかがしょうか?
<関連リンク>
「お茶百科」お茶の伝播と呼び名の違い
http://www.ocha.tv/history/expansion/
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