敷居は低く、誇りは高く。温かな雰囲気を生む場づくり静岡[GOOD TIMING TEA]和田健さん<前編>
2024.06.28 INTERVIEW日本茶、再発見
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スウェーデン出身のブレケル・オスカルさん。
高校生の時に日本茶に魅せられ、2014年には日本茶インストラクターの資格を取得しました。
現在は「スウェーデン人の日本茶の人」として、日本のみならず世界中に日本茶の魅力を伝える活動をしています。
オスカルさんは日本茶について「自然そのものの味わいはまるで湯呑みの中に森が入っているよう」だと語ります。東京のビル街にいても、日本茶さえあれば自然の中にいるような気持ちになれて一瞬だけ周りのストレスからも解放される。それは、心の中に緑の風が吹くようだと。
日本茶を「湯呑みの中の森」と表現する感性。オスカルさんの紡ぐ美しい日本語からは日本茶への愛をひしひしと感じます。
彼は若いころから日本文化に魅力を感じていたそうです。一体どんなところが彼の琴線に触れたのでしょうか。
「日本では必ずしも新しいものがいいというわけではなく、使っているうちに物が時を重ねて美しくなるという概念があります。あと、日本らしいといえば“日本茶の作り方”です。自然な状態を保ちながら乾物にするという、他のお茶類とは違う考え方で作られています。“素材を活かして料理を作る”という意味では“刺身”などにも近いのではないでしょうか。そのままでいいものはあえて手を加えない、そんな考え方が素晴らしいです」
また、お茶好きのオスカルさんは日本のいいところについて「手軽にペットボトルのお茶を買うことができる」という点もあげてくれました。いつでもおいしい日本茶が手に入る。それって実はすごいことなのです。海外では今抹茶が「Matcha」としてブームになっていますが、それでもすぐに日本茶が買える環境にはなってはいません。
私たち日本人にとって身近な存在であり当たり前のように飲んでいる日本茶ですが、オスカルさんの視点を通じて気付かされることはまだまだ多そうです。
続きは、お~いお茶公式Instagramアカウント(@oiocha_cp)で公開中
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